5.KRGの一方的通知と協議

5-6 一方的な値上げに対する協議 

5月12日、自治会はKRG小川精一社長宛に『協議申し入れ書』を送付し、KRG小川慶専務の約束が履行されず、温泉水の一方的値上げ通知、管理費の請求などが続くため、協議会の開催を申し入れました。 その結果、5月23日、小川慶専務、KRGランド藤田敏行社長、藤森管理人、他1名の参加を得て自治会との協議会が開催されました。 小川慶専務は前回同様、大三台での管理事業が大幅赤字であるとして、管理費請求と温泉水道料金の大幅値上げの正当性を主張しました。 自治会に加入している定住者は、一部別荘者を除いて、管理費支払い義務のある人の半数しか、管理費を支払っていません。マックス560万円のところ、280万円しか支払われていないとして、平成26年度の収支報告書を提示しました。 収入の部は、単年度の収入合計は780万円であったにもかかわらず、前年度(ZKR時代の赤字)の赤字分511万円を差し引いて、収入を269万円として計上していました。 支出の部では、支出合計約964万円を計上しており、総収入額から総支出額を差し引いた695万円の赤字であると主張しました。 実際には実施していない草刈り費185万円、修繕費50万円、現地家賃(借地料)14万円、温泉施設点検修理費(水質検査費)38万円、支払いリース代(プレハブリース代)117万円、計404万円を架空計上していました。 26年度の収支決算を自治会で精査すると、収入の部ではZKR時代の赤字分と、支出の部の架空計上分を除外するだけで、220万円の黒字となります。それ以外にも、架空計上とまでは言えないまでも、支出項目の大半は大幅水増しされており、黒字額は300万円を超えるものと思われます。 自治会は、上記を主張し嘘偽りの無い26年度収支報告と27年度収支予算書の再提出を求め、小川慶専務はそれを約束しました。 6月11日、KRGランドによる大三台分譲地説明会が、和知野自治会集会所にて開催されました。 KRGランドは、大三台分譲地の全所有者に対し、案内状で参加を呼び掛けましたが、自治会員以外の参加者は皆無でした。 5月23日に小川慶専務が約束した「修正版平成26年度収支報告書」及び「27年度収支予算書」が提示され、修正版の収支報告書では88万円の黒字を示しました。架空計上分(草刈り費 64,800円、現地家賃 144,000円、水質検査費 378,000円、支払いリース代 1,175,392円)の合計額 1,762,192円を支出から除けば、少なくとも 2,642,352円の大幅黒字になると指摘すると、小川慶専務は反論することが出来ず、再提示を約束しました。 27年度収支予算書も同様で、あれもやるこれもやると大風呂敷を広げ、「管理費徴収、温泉・水道料金の値上げをしなければ大幅赤字になる」と主張しました。 これに対し、自治会は今年度の分譲地管理に最低限必要な費用を、算出するための検証期間として、KRGは必要不可欠な事業のみを行う事とし、事業計画を見直すように要請しました。(草刈りや道路補修は自治会でする) 小川慶専務は自治会の要請を持ち帰って、検討することを約束しましたが、その約束は未だに果たされていません



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