3.全管連(ZKR)の詐欺商法と経営破綻による民事再生申請

3-2 温泉料金一括前払いの金集め

平成24年11月23日頃、全管連より定住会員、別荘会員宛に、封書にて
①大三台分譲地で自宅の天然温泉をお楽しみの皆様へ」
②「温泉受湯基本料金の『一括前払いキャンペーン』」
③「ご参加いただける場合の手続き」
が届きました。
ところが、1週間もたたない11月28日、全管連より再び、一見すると全く同一の文書3枚が、送られてきました。
これらの文書は、似て非なるものであり以下の3点に於いて、不当極まりないものでした。
➀の「大三台分譲地で自宅の天然温泉をお楽しみの皆様へ」の文書には、「なお、皆様も当時の契約によりご存じのとおり、温泉受湯権利の有効期間は10年となっており、更新の際には温泉供給規定により630,000円の更新料が、必要となりますことを申し添えます。」との一文が書き加えられていました。
「皆様も当時の契約によりご存じのとおり」とありますが、当時の土地売買契約書の「特約事項」、「重要事項説明書、「温泉受湯権利書」等何れの文書にも、名義変更料630,000円などという記載はなく、この主張は事実無根です。
この一事をとってもZKRのいかがわしさは明らかです。
また、
➁の「温泉受湯基本料金の『一括前払いキャンペーン』も、税込み3,500円であったものを、税込み3,675円に水増ししています。その結果、割引率の一番高い20年一括前払いを、利用した場合の支払総額、84万円→55万円が88万2000円→55万円とお値打ち感を際立たせていますが、実際の月額料金は3,500円であり、お値打ち感を偽装していたのでした。
しかし、10数名の会員が20年一括前払いに応じています。
③一括前払いがいかに有利かの説明文は、月額料金を除き同一の文面となっていますが、以下のように看過できない内容が記されていました。
「(株)全管連が維持管理する『全国79箇所の大型分譲地』内にある、すべての温泉源と温泉施設は、今後
『温泉源開発株式会社』に業務を、移行する手続きを行っております。そのため、キャンペーン期間中の
温泉基本料金のお振り込みは、(株)全管連ではなく、温泉源開発株式会社にお願いいたします。」
全管連は、かつて組合員に相談すること無く、温泉、水道料金の納付先を、大三雲出自治管理組合の事務を、委託されていた(株)かんきょう整備から、一方的に変更していましたが、今回も又組合員に相談することなく、一方的な通知文書の送付で済ましていました。
自治管理組合の「自治管理」の実態がここにも現れています。



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